48期DF #7 一戸凜太郎
気が付けば最高学年となり、大学ホッケー生活も残すところ1年となりました。ここでは、これまでの3年間を軽く振り返り、今年1年の抱負を述べたいと思います。
まず、1年生。入部時期が異なる同期の中で、自分は比較的早くに入部したため、そのアドバンテージに慢心していました。練習する度に上手くなっていったため、この頃はあまり考えずに、与えられた練習をこなしていました。
次に、2年生。1年の頃とあまり練習に対する姿勢は変わらず、当時の4年生の試合を眺める日が続いていました。ただ、4年生の試合の中でも、上智戦は自分の中でとても印象的で、あのレベルの試合、勝って涙する試合を自分達もしたいと思いました。
そして、3年生。いきなり自分が主力として試合に出ることになり、これまでの2年間の取り組みを後悔する日が続きました。同期が続々と上手くなる中で、自分はなかなか芽が出ず、劣等感を感じることもありました。でもそれは至極真っ当なことで、他のプレイヤーは自分よりも考え、努力している、ただそれだけでした。試合に負けて悔しい、下手なままじゃ嫌だ、でも他にもやることはあるから努力しない、そんな悪循環の中で次第にホッケーへのモチベーションが下がり、入部当初のホッケーへの愛も無くなっていきました。こんな気持ちを切り替えることができたのは、合宿がおかげだと思います。4泊5日、ホッケー漬けになり、部員と共同生活をする中で、自分はやっぱりこの部活が好きで、ホッケーが好きで、この仲間たちと試合で勝ちたいという気持ちが湧き上がりました。これまでの3年間は決して満足できるようなホッケー人生ではなかったですが、残り1年悔いの残らないものにしたいと思います。就活や授業など、やらない言い訳はいくらでも出来ると思いますが、最後試合に勝って泣くために、残り1年ホッケーに真摯に向き合うことをここに誓います。
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