OB・OGの皆様、コーチを始め、弊部に関わる全ての関係者の方々、平素より大変お世話になっております。今年度、弊部の主将を務めます加藤涼と申します。
さて、新体制への意気込みということで、拙筆ながら個人的な思いの丈を綴らせていただきます。
結論、今シーズンの目標は「一橋大学アイスホッケー部全体の奉仕者である」ことです。噛み砕けば、競技における成果及び、組織としての成長に対し、自らの能力的・時間的リソースを以て他の誰よりも寄与することを目指します。
あまりに滅私奉公的で、政治家の掲げる崇高な綺麗事の様だとご指摘を受けるかもしれませんが、今現在の私にとって、本心から理想の在り姿と言えます。
新体制が発足して早2ヶ月、氷上始めとなった先日の軽井沢での合宿は、その想いの源泉となる5日間でした。1・2年生の目を見張る成長に加え、何よりシーズン当初に掲げた目標達成に向け、3年生を中心に各々が抱く想いを施策として昇華させる様を見て、私自身のこの組織における存在意義を強く認識しました。
すなわち、私の主将としての使命は、部員個人の持つ違和感やアイデアが、部をより良くする取組として結実するような環境と部風を創り出すことにあります。
前から常々、48期は個々が部の厚生に対して良い考えを持っているのに、それを秘めてしまう、また日々の忙しさの中で机上の理論に終始してしまう傾向にあり勿体なさを感じていました。そんな同期が、1部員として、1ホッケーマンとして、如何なる形であれ自らを表現する姿を見て、特に3日目のmtgでは涙が滲んでいました(正直皆は眠そうだったけど)。
勝利に向けた、そうした組織作りに邁進する、という意味で全体へ奉仕すると掲げさせていただきました。
私自身リーダーとしては、一帆さんの様に威厳と機知を両立している訳でもなく、翔太朗さんの様に圧倒的実力を有し背中で引っ張れる訳でもなく、河野さんの様な聖人君主でもありません。そんな私の発揮出来る本質的な価値は、一橋大学アイスホッケー部という組織に尽くすこと、ここに終始すると考えます。
入部して2年半、部活というよりは居場所であり、愛着というよりは信仰に近い帰属意識を感じています。暑苦しく、堅苦しい主将ですが1年間よろしくお願い致します。
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