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氷上の奮戦|樋口将武

明けましておめでとうございます。49期主将の樋口将武です。インフルエンザに罹ってしまい自分だけ年明けの投稿になりました。かなりしんどいです。皆さんもお体に気を付けてお過ごしください。

はじめに、一橋大学アイスホッケー部に携わって下さる方々、応援して下さっている方々に御礼申し上げます。皆様のおかげで充実した4年間を終えることが出来ました。本当にありがとうございます。

入部したのは確かに4年前のはずなのに、割といろんな記憶が鮮明に思い出せます。

スケートは屋外スケート場でしかやったことがなく、その時には壁に捕まり続けていただけの自分にとって、アイスホッケー部に入部するなんて選択肢は当然ありませんでした。そんな自分がこの部活に入ることになったのはなんといっても、高校同期で先に入部していた岡田の熱烈な勧誘があったからに他なりません。また、たまたま近くに住んでいたランディー先輩が拾ってあげるよと言ってくれたことがこの部活に入る決定打になりました。このお二方がいなければこんなに素晴らしい部活に入ることは絶対ありませんでした。ありがとうございます。

1年生の練習の時は、ストップをしてはこけ、パスメニューではレシーブができず、シュートではパックが浮かず、先輩たちはとんでもない事をしているなーと感じたのを覚えています。そんななか怪我で見学をしていた小峰先輩が、我々1年生にいろいろなことを教えて下さったこともあり、11月にあった下級生試合では点を決めることができました。今でもどんな形で決めたかを思い出せるほど、嬉しかったシュートです。小峰さんには改めて感謝したいです。


また2年生の後半では、当時の4年生でキャプテンであった河野さんのプッシュにより、次期副キャプテンに任命されました。正直「何をやってくれたんだこの人は」と思っていました。将来的にキャプテンをやることはこの副キャプテンをやる決定によって既定路線になったのかもしれません。自分は元来キャプテンとかやりたがるタイプではありません。こんな自分でも、河野さんのあの悪ノリとも言えるプッシュのおかげで、自らキャプテンになることに立候補し、組織の運営という貴重な体験をさせてもらうことができました。今となっては感謝しかないです。


キャプテンになってからはあっという間でした。3部の中では経験者が少ない我がチームが、どうやっていい成績を上げるのかというのは本当に難題でした。今まで自分が見てきたキャプテンはチームで一番上手く、試合では複数得点するような人たちでした。残念ながら自分はそうではありません。試合では2年生の経験者志村に大きな負担をさせてしまいました。そんな中で自分にできることはチームのためになる選択をし続けることそれだけでした。夏合宿大雨で帰れるのかわからないのに最終枠の練習を強行したり、暑い中国立競技場を周回させたり。後輩のみんなが内心どう思っていたのかはわかりませんが、最後まで付き合ってくれたことに心から感謝しかないです。ありがとう。

自己満でしかないのですが、引退してから後悔しないような選択をしようと思っていたのでそれは達せられたのでよかったです。

また後輩にも本当に恵まれていました。3年生は安定したプレーでチームを支えてくれたし、下級生も遜色ないプレーで成長に驚かされました。また、部の運営面でも後輩に助けられました。星野、吉野は特に上級生を上回る仕事量だったのにも関わらず、文句の一つも言わずに手伝ってくれたのは本当にいい奴らだなと思っていました。来年も今の3年生を助けてあげてください。主将のパワハラに悩んだらいつでも相談してください。


ここまでいい思い出ベースで書いてきましたが、もちろん後悔もあります。後輩には反面教師として使ってほしいなと思います。

1、2年生の時はよく車を出して、同期の川峯・比留間と上尾や江戸川、銀河といった遠くのリンクまでよくスケ連をしに行きました。行く回数自体は多い方だったと思います。何が問題だったかというとスケ連の質が低かったことです。行ってから2−3時間で帰ることがほとんで、何かが出来るようになるまでいるとか、リンクが閉まるまでやるといったタイプではありませんでした。もっと積極的にコーチや先輩をスケ連に誘ったり、動画を撮って改善点を教えてもらうべきだったなと思います。後輩のみんなは優太くんや先輩をどんどん使っていってください。

もう一点。怪我をしたのが本当に本当に悔やまれます。3年生の8月にした怪我のせいで、直後の夏の合宿を無駄にしました。同期と差をつけられ、後輩にも抜かされ焦る日々でした。焦る気持ちだけで完治していないのにも関わらず、ビジターに行ってまた同じ場所を怪我しました。蓋を開けてみると4ヶ月練習をまともにできませんでした。4年間という短いホッケーライフの中で1練習だって無駄にはできません。8月の怪我をした時もビジターの時も準備運動をしていませんでした。皆さん自分みたいなりたくはないと思うので、準備運動はお忘れなく。

最後に特にお世話になった方々に感謝の言葉を述べて終わりにしたいと思います。

[先輩方]

中高の部活では学年で一番上手かったのに関わらず、部長は愚か副部長にもならなかったくらい不真面目だった自分がこれだけ真面目にホッケー向き合えたのは、かっこいい先輩の姿があったからです。丁寧に指導してくれた46期から48期の先輩方には改めて感謝したいです。

[優太君]

引退してはや3週間が経ちました。気づいたことはホッケーが好きなんだなということです。こんなにホッケーが好きになったのは優太君がこの部活のコーチであったからだと思っています。滑るのもままならないところから指導してくれてほんとうにありがとうございます。強みを活かすという指導方針と練習中とそうでない時のメリハリを重視する優太君のスタイルは、もはや一橋アイスホッケー部のDNAになっていると思います。優太君はチームとして勝利を目指していく一橋アイスホッケー部にはピッタリで大好きでした。4年間本当にお世話になりました。ありがとうございます。

[同期]

人数こそ少ないものの少ないからこその楽しさがあったと思います。比留間とまほのくだらない言い合いや、川峯の鋭いツッコミ、さりのでかい笑い声に、みーの圧倒的早口。各々個性があり、同期で集まると本当に絶え間なく喋っていたのが、3週間しか経ってないのに懐かしいです。いろんなところにみんなんで行けたのも大学生活の一番の思い出です。また自分のことを最後まで支えてくれて本当にありがとう!社会人になってもお互いの愚痴を聞きあって、力をもらえるそんな素敵な仲間に出会えたと思っています。これからもよろしく。

[家族]

夜に出ていって夜に帰ってくるそんな頭のおかしい部活に何の文句も言わずに入れてくれてありがとう。圧倒的に洗濯物が増える中で、毎回洗ってくれてありがとう。試合の応援きてくれてありがとう。家族の支えなしではホッケー続けられませんでした。本当にありがとう。

素晴らしい競技と仲間に出会え、人としても確実に成長できました。本当に入部して、注力してよかったです。これからはOBとして金銭面で恩返ししていきたいです。

長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました!



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