氷上の6人|岩波保飛
- アイスホッケー 一橋
- 3 日前
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お世話になっております。50期主将の岩波保飛です。同期の意外な本音に戸惑っているうちに自分の番になりました。引退ブログも私が最後なので、少し長くなりますが最後まで読んでいただけると幸いです。
はじめに、一橋大学アイスホッケー部に携わっている方々、応援してくださっている方々すべてに御礼を申し上げます。皆様のご尽力により、昨年は国公立大会に出場でき、また、練習も毎週3回できるなど、充実した1年間を送ることができました。一方で、秋大会は5位とふがいない結果に終わってしまい責任を感じております。今年はこの雪辱を果たしてくれると思っております。
何を書こうかここ数日悩んでいましたが、4年間の振り返りと感謝を伝えるというシンプルなところに落ち着いてしまいました。普段適当なことばかり言っている私ですが、実はいろいろと思っていることはあるのだということが伝わってくれると幸いです。
まずは4年間を振り返っていきます。
私がこの部活に入った理由は特に面白くもなく中高の先輩の勧誘です。その先輩は49期主将の樋口さんであり、中高6年間の剣道部の先輩でした。もう10年の付き合いですね。たくさんおごってもらいました、ありがとうございます。いつかいい飯をおごらせてください。そんなことはいいとして、今となっては最高の仲間といえる同期も第一印象は面白いくらい違ったことを思い出しました。安藤にいたっては車で送ってもらっていた貝島さんや樋口さんに今後を心配されるくらい息が合いませんでした。また、山田も最初からスケートができたためにちやほやされていて、本当に気に食いませんでした。マネージャーは4人入ったと思ったら3人になっていました。
絶妙な気持ちで過ごした1年生はとにかく山田に追いつこうと必死でした。家が近かった樋口さんのスケ練に上尾までついていってみたり、安藤もつれて朝6時に砧の公園で陸トレしたことはいい思い出です。また、聖矢くんが最初の1年間みっちり教えてくれたことは本当に大きかったのだなと今の後輩たちを見て思っています。ありがとうございました。逆に放任し続けた今の下級生の皆さん、すみませんでした。この3か月で挽回します。一番記憶に残っているのは当時の主将の47期の河野さんのプレーです。山田と河野さんのストップを見てあそこまで氷が上がるものかとリンクサイドできゃっきゃしたり、最終戦の横国との試合での得点ラッシュにうふふしたりと言い出したらきりがありません。
ホッケーの面白さに魅了されて気づいたら2年生になり、少しずつ試合に出られるようになってきたと思ったら、ここで大きな壁が現れました。読んでますか加藤さん、あなたです。秋大会で48期の主将の加藤さんと駒屋さんとセットを組むことになり、加藤さんにありえないくらい怒られました。ベンチに戻ってくるなり、顔が上がってないからパスが出せなかったや何を目的に動いているのかわからない、やる気はあるのかなど、たくさん詰められました。なんなんだこの人はとふてくされてはいましたが、実はそれ以上の感謝をしていました。人数合わせ要因だった自分のプレーに誰も期待していないことはわかっていましたが、そんな自分に唯一真剣に怒ったり、改善点を毎回言ってくれました。加藤さんのおかげで今の自分のホッケーがあるといっても過言ではありません。文句を言ってすみませんでした、本当にありがとうございました。
さて、このようなしごきを経て3年生になると、自分でいうのはあれですがうまい方になっていました。この1年間は本当に楽しく、一瞬でした。周りには駒屋さんと東さんのうまい留年コンビと卒なくホッケーをする49期に囲まれて、自由にホッケーができました。49期の先輩方は同期の皆のブログにある通り、本当に後輩の私たちによくしてくれました。言うことを聞かずに好き勝手やっていても笑っていてくれ、でも大事なところではちゃんと雰囲気を締めてくれる、そんな理想的先輩たちでした。本当にありがとうございました。大事な先輩方の引退試合で両チームで20に近いペナルティの試合になってしまったことは心残りですが、私はペナルティをしてないので許してください。
そして、4年生になると同期の抵抗により主将になってしまいました。厳しい代の主将を押し付けられたものです。人数がとにかく少ないうえに、同じリーグの大学はどこもかなりの実力でした。チームをより強くするためにもどのような主将であるべきかについて考えたとき、今まで私が見てきた主将たちは皆メリハリのついた面倒見のいい方々でしたが、私の性格的にそのようにはなれないと思い、四苦八苦したものです。私はその背中で引っ張るしかないと思い、ホッケーだけは真剣に取り組みました。そんな私の背中をよそに、2年生の#15三枝、#18森田、#26菅谷、#44山岸の2年生(52期)の代は自律的にどんどん成長していました。三枝は2セットのセンターまでやってのけてくれました。私が2年生の時は全く使い物にならなかったのに比べて、彼らは全員が自分のやりたいホッケー像や戦術をもっており本当に頼もしかったです。それに甘えて指導がおざなりになってしまったことは申し訳なく思っています。そんな成長を目の当たりにして、かえって私が成長しなければとつきうごかされ、当初の自分がいかにおごっていたのかを痛感しました。どんな時も謙虚に。これが大切ですね。
まずは春大会、国公立大会。人数不足に絶望していた私たちの前に救世主が来ました。台湾から留学に半年間きたロビンソンです。OBの皆様も試合結果等でこの名前をよく目にされたと思います。実は彼は氷上に一回も乗ったことがない状態からスタートしています。ほぼ毎回の練習に参加してめきめきと成長していく姿に、部員全員が突き動かされたと思います。本当に彼には感謝してもしきれないほどのものをくれました。ありがとう、台湾で会えたら嬉しいです。
ロビンソンが帰国して迎えた秋大会。50期という節目の代で降格などできないという責任の一方で、得点力不足の不安は日に日に大きくなっていました。そんな心境で迎えた初戦の理科大戦は、初戦にして一番の山場でした。1-1のスコアで試合時間残り2分になり正直負けを覚悟していた中で、同期の山田が終了ぎりぎりで決勝点を決めたときを忘れることはないと思います。本当にずるいです、いいところを持っていかれました。その後は全て負けましたが、何とか3部残留という形で引退できました。最終戦では2得点でき、後輩の#9の江口のゴールもアシストできるなど、試合に負けはしたものの上々な終わり方だったと思います。1年を通して主将としてもっと得点し、勝利に導くべきでしたが、そんな高望みは後輩にたくします。
以上、長くなりましたが私の4年間の回想にお付き合いいただきありがとうございました。あともう少しだけお付き合いください。最後にお世話になって方々に感謝をそれぞれ伝えたいと思います。
・先輩方
生意気で好き勝手やっている自分を笑って受け入れてくださりありがとうございました。本当に私は恵まれていたと思います。厳しかったと噂の46期体制が嘘のようなやさしい先輩たちでした。でもホッケーになると真剣で勝利に向かって努力している姿はまぶしく、引退試合で涙していた先輩たちはかっこよかったです。これからもどこかでお会いした際はよろしくお願いします。
・51期
君たちは本当に後輩でよかったです。ホッケー以外は本当に情けない50期でたくさん迷惑を掛けましたね。特に#1星野と#13吉野は毎回の練習場のリンク取りや部の運営面のほとんどをやってくれてありがとう。今年も頑張ってください。#77志村は去年に限らずかもしれないけどホッケーで大きな負担をかけたと思います。今年は今まで我慢していた分を存分に発散して後悔のないように楽しんでほしいです。#9江口と#96稲辺はいつも通り楽しんで。みんな仲良く。
・52期
さっきも書いたように本当にこの1年間の成長には驚かされました。格上ばかりがいる中で無茶なことを要求することもあったと思うけど素直に聞き入れて練習してくれてありがとう。この経験はきっと今後の2年間の大きな成長材料になると思います。今年は3年生になってチームの中で中心的な役割を担っていくと思いますが、実力は十分見合ってきていると思います。調子にのらずに頑張ってください。また、51期を支えてやってください。
・53期
氷上の端に追いやることが多かったけど、腐らず練習していて偉かったです。51期が全く教えずにすみません。来年からは人数の関係もあって試合に出ることがあると思います。個人的には2年生でどれだけ頑張れるかがこの4年間で重要だと思っているので、これまで以上に頑張ってください。応援しています。
・マネージャー
いろいろとお世話になりました。特に合宿のビデオラッシュや洗濯、毎回のボトルづくりなど支えてくれてありがとうございました。今年から人数が厳しくなると思いますが、辞めないように。
・ゆうたくん
本当に4年間ありがとう。特に最後の2年間くらいは仕事の合間を縫ったり、有休をとってくれたりとたくさんの無理の中で練習に来てくれたことは感謝しきれません。いつも笑って雰囲気を良くしてくれている内面では、私たちの不甲斐なさや不真面目さにあきれかけたことも相当あったと思います。それでもよく私たちのホッケーに付き合ってくれました。いつも楽しく、時に厳しくのゆうたじゃなかったらこんなにもホッケーを好きにはなれなかったと思います。これからもよろしく、飲み行きましょう。
・せいやくん
1年間と短い期間でしたがありがとうございました。最初の1年間を聖矢くんに教わったことでここまで成長できたと思います。また、山田も言っていましたが、練習中の聖矢くんのホッケーの鮮烈さは褪せることなく4年間の目標になり続けました。ほんの少しでも近づけていたらうれしい限りです。
・同期
4年間お疲れさまでした。特に最後の1年間は私のわがままでたくさん振り回したと思うけど、最後までついてきてくれて助かりました。一人ひとり思いのたけを言うと長くなりすぎるので少しずつ。安藤は家が近くて車が同じだったから一番話したかもしれませんね。我ながら安藤のようなキャラとここまで仲良くなると思いませんでした。たくさん遠慮したことがあると思います。山田は本当に面白くも不思議な人間でした。ブログで私のことを最重要人物と言ってくれて嬉しかったです。一生負けませんよ。尾島はたくさん迷惑かけました。マネ長だったこともあり、私と他のマネの板挟みになることが多々あったと思いますが、頼りにしてました。ありがとう。田代は本当に体育会のマネなのかと思うほど間抜けでしたが、練習や試合で誰よりも声を出していてその愛の大きさは一番でした。髙橋は留学に行ったことを気にしているようですけど、誰も気にしていないしむしろマネをやりながら留学に行く準備をしていたことに安藤と山田と尊敬すらしていました。胸張ってください。みんな本当にありがとう、これからもよろしく。
全員への感謝を伝えたところで私のブログを締めたいと思います。改めて、50期体制
を支えてくれた皆様、本当にありがとうございました。50期という節目の代で主将を務められたことを心から光栄に思っております。
岩波保飛





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